浅間記念館
「浅間」から世界へ
2021年移設開館

初代浅間記念館は、1955年から1959年にかけて、この地で行われた浅間火山レースが、世界一の二輪車王国の基礎を築くと共に、モーターサイクルスポーツの発祥の地として多くの優れた人材を輩出したことを語り継ぎ、末永く記念するために、二輪を介して浅間記念館建設と保存をテーマに活動を展開しているアマチュアのクラブである浅間ミーティングクラブと、地元長野原町が協力して1989年5月に開館したものです。
今、世界一といわれるわが国のモーターサイクルの基礎は、過酷な条件のもとで行われた「浅間レース」で培われ育ったのです。当時(1950年頃)、200に近かったメーカーも、現在は4社が残るだけという事実からも分かるように、「浅間」には、数々の苦痛や悲しみ、汗と涙があります。それを乗り越えて“浅間の人達”は世界に挑み、そして勝利を重ね「世界GP戦を制する者は、同時に世界の市場を制する」の言葉どうりに、世界一の座に驚くべき早さで到達したのです。このように「浅間」は、素晴しいマシンとライダーを育てた原点であり、故郷なのです。
浅間ミーティングクラブでは、この記念館を毎年訪れても楽しめるよう、定期的に展示車輌の入替えを行っています。展示車輌の提供と入替作業は、会員各位の協力で行っています。また、記念館の管理については長野原町の協力を得ています。さらに多くの皆様から支持される記念館になるよう努力してまいります。

2020年長野原町の町営観光施設「浅間園」の中核施設「浅間火山博物館」の閉館に伴い、初代浅間記念館も閉館することになりました。浅間ミーティングは、バイクの歴史を語り継ぐ「浅間記念館」を建てることを夢に、中沖氏のもとに多くの仲間が集ったところが原点といってよいクラブです。初代記念館は15年以上をかけて資金を蓄え建築したものでした。施設や運営は長野原町に移譲しており、クラブ員の浄財で建築した初代浅間記念館は、浅間火山博物館とともに閉館し町の別施設として使われることになりました。
2021年、長野原町の協力により浅間牧場施設を借りて「浅間記念館」を移設新規開館しました。 初代浅間記念館がになっていた浅間の地のバイクの歴史を語り継ぐ役割は新しい記念館が引き継いでいきます。